産後から恥骨が痛む・恥骨痛:産後の骨盤矯正
産後の骨盤矯正でご来院されているかたで、産後から恥骨が痛むというお悩みの産後ママも少なくありません。
産後の恥骨の痛みの症状
階段の昇り降りの時に恥骨が痛む
立ったり座ったりの動作の時に恥骨が痛む
普段は特に痛くはないが、ふとした時に恥骨が痛む
夜、寝がえりの際に恥骨に痛みが走る
赤ちゃんを抱っこしてあやしているときに「ズーン」と痛みが出る
など。
なかには出産直後から、車いすや松葉杖を使わないと痛すぎて歩けない産後ママもいらっしゃいました。
時間が経てば骨盤ベルトの使用等で痛みは減ってくる場合もありますが、痛みの原因がなにかしらあるはずなので一度しっかりケアをされることをお勧めします。
産後の恥骨の痛む原因●産後のホルモンの影響産後のお身体は妊娠・出産に関わるホルモンの影響で、出産後約6か月間は身体中の関節(得に骨盤)が柔らかくグラグラと不安定な時期が続きます。骨盤が不安定な状態での家事や育児による負荷が身体の中心に位置する骨盤の恥骨結合部へかかり痛みが出るケースがあります。●骨格や骨盤の歪み妊娠前からの歪みや良くない姿勢で骨格や骨盤が歪んでいる場合も少なくありません。骨格や骨盤が歪んでいますと骨盤の前面下方に位置する恥骨を痛めるリスクが増えます。骨格や骨盤が整っていて損することは一つもありませんので、機会があれば一度しっかりと整えることをお勧めします。●育児による骨盤の前傾妊娠中からお腹の重みで骨盤が前傾しやすくなりがちです。出産後も日々赤ちゃんの抱っこで骨盤が前傾し、腰が反っているているかたがほとんどです。骨盤の前傾により恥骨への負担がかかり続けることで痛みが出てきます。正しく骨盤の前傾(反り腰)を治してあげることで恥骨の痛みは改善されることも多いです。●出産時のダメージ稀に出産時に恥骨離開(恥骨結合離開)という症状になるかたもいらっしゃいます。歩くこともままならず松葉杖や車いすで移動といった大変な痛みを伴うケースもございます。当院ではそのような症状の方を治療してきた経験も技術もございます。産後のお身体のお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
恥骨の構造についてコチラもお読みください
妊娠・出産から産後のお身体のお悩み、トラブルもいろいろとあるかと思います。
当院の産後の骨盤矯正では、出産後に開いた骨盤を整えることは勿論ですが、産後ママのお身体全体をケアさせていただいております。
また、痛みや不調のみならず施術を受けていただき、ほんの少しのお時間でもリフレッシュしていただければ幸いです。
産後のお身体のお悩み不調など、お気軽にご相談ください。妊娠中の恥骨の痛みについてはコチラ